コラム

学校を辞める人と会社を辞める人の違い。転職者が今増えているその理由とは

皆さんは学校を辞める人と会社を辞める人について考えたことがありますか?当たり前ですが私はこの両者は「辞める」ということに関しては同じだと思いますが理由はそれぞれ異なると思います。そこで今回は学校を辞める人と会社を辞める人の違いとそこから今、何故転職者が増えているのか話していきたいと思います。

人間関係について

まず人間関係についてですがまずは両者とも人間関係を形成していったほうが快適に過ごせますが、学校は4年制大学ならば自分のレベルに見合った大学を入学し4年間で最大で3つ年に離れた先輩や後輩の中で人間関係を形成していくので比較的人間関係は楽な方だと思いますし、馴染めなくても大学の授業を受け卒業さえすれば人間関係はさほど気にしなくても良いので、人間関係の問題で辞めていく人は少ないと思います。一方会社ですが年齢が近い人から自分の親ほど年の離れた人からそれ以上の人まで年齢層が幅広いので人間関係の問題で悩む人は多いと思います。またその会社に対して終身雇用を臨むのならば人間関係の形成は必須であり、
その会社に馴染めないと思ってしまった人や人間関係を形成することばかり考えて精神的に疲れてしまい、状況を変えようと辞めて転職を考えるというパターンは多いと思います。

次が業務内容と授業内容についてですが、会社の業務内容は大まかには把握できますが実際に入社して携わらないと分からない為、自分が思っていたものと違ったり、年月を経ってやり方や担当が替わったり、部署異動等があるのでそのことが転職理由に繋がることはあると思います。一方大学の授業内容ですが携わらないと分からないというところは一緒だと思いますが、大学のことや学部についてしっかり下調べしておけば大きな違いは出てこないと思います。この理由で大学を辞める場合、自分のリサーチ不足に原因があると考えられます。

企業と学校

最後が企業と大学についてですがそこに社会があるということが最大の共通点だと思います。しかし大学はどんなことをする学校なのか調べれば誰でも分かるようになっているので非常にオープンなものといえます。一方、会社ですが外から見ると中から見るのでは見え方が大きく違うことが多く、閉鎖的であるということがいえます。このことからこの外から見たときと中から見た時のギャップに違いに戸惑い会社を辞めて転職を考える人は多くいると思います。

まとめ

ここまで学校と会社を比較して色々と話してきましたが、会社を辞める理由を今回話してきたことでまとめるのならば、人間関係と業務内容の不一致が原因だと思われます。会社の人間関係や業務内容は外からでは不透明なことが多く、入社前と入社後のギャップに苦しんで転職を考える人は非常に多いと思います。

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